議員報酬の削減議案が可決!
議員報酬の5%削減及び委員長報酬カットの議員提出議案が賛成多数で可決!!
議員報酬を5%減額するための議案を提出。
私も提出者の1人として名を連ねています。
日本維新の会西宮市議団は
12月定例会において
「西宮市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例(案)」を提出し、「議員報酬を5%削減する」案と
「常任委員会の正・副委員長に対する議員報酬の加算を行わない」案、共に賛成多数で可決・成立致しました。
それぞれ1年間の期限での対応となります。
平成30年度以降、本市の財政は
基金の繰入れ・病院用地買収費用の返還・国からの交付税など特別な要因があり、何とか実質収支の黒字が保たれてはいるものの赤字基調です。
令和4年度に至っては、
一般会計で実質単年度収支が42億円の赤字という大変厳しい財政状況となりました。
西宮市は財政構造改善基本方針の策定を行い、令和6年度から10年度の期間で単年度40億円以上の収支改善を示すとしています。
早ければ令和7年度か8年度には適正な予算編成が困難になりかねないという現状の中で、
1年間という限定的な対応ではありますが議会として歳出削減をすることに加え、市に対しても収支改善のための徹底した取り組みを強く求めていくことで、住民福祉の増進に必要な財源を確保することが必要だと判断し、今回の提案に至りました。
この条例による削減額は約2,650万円となります。
「5%の削減は少ない。西宮市の議員報酬は中核市の中でも高額。もっと削減すべき!」というご意見もあります。
一方で議員報酬を削減することに反対する議員も多数いることや、過去に10%の報酬削減が反対されたこと、また厳しい財政状況を踏まえ少しでも市民生活への影響を抑える為にも、成立を優先して最も理解を得られやすい削減率としたことが理由です。
財政状況悪化の根本的な課題の改善は急務となっています。引き続き覚悟をもって市に強く働きかけて参ります。
それと同時に維新の党是である
【身を切る改革】も実行。
議員報酬から福岡県で発生した豪雨災害の被災地に寄附しました。
個人で1,104,696円(会派全員で6,628,176円)
報酬削減は来年の4月〜3月の1年間です。