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日本維新の会 西宮市議団としての西宮市長選挙における現時点の考え方

来年3月の西宮市長選挙は、現職・石井としろう氏(2期目)、田中まさたけ氏(市議元職)、しぶや祐介氏(市議現職)の3名がいずれも立候補を表明し、現状は三つ巴の構図となっている。

田中氏及びしぶや氏からは維新への推薦依頼が寄せられており、西宮市議団として政策協議を継続中である。さらに田中氏は先日、自民党から正式に推薦が決定しており、組織的な支援を受ける体制が固まりつつある。この状況も踏まえ、党としての対応は早期判断が求められている。

一方、現職の石井市長は、就任後7年間にわたり実質単年度収支が連続赤字となり、財政調整基金を約190億円取り崩している現状が続いている。市政の持続可能性や財政規律の観点からも、抜本的な財政健全化は避けて通れない課題である。

また、保守系候補が競合する中で、維新として独自候補を擁立することは過去の得票状況から見ても現実的ではない。保守系候補の一本化が望ましいものの、しぶや氏は所属会派の会派・ぜんしんメンバーらと勢力的に活動している。一方、田中氏は自民推薦を得たこともあり、現時点では一本化の可能性は低いと考えられる。

田中氏は市議6期23年と豊富な経験を持ち、自民系の組織力も強化された。一方のしぶや氏も市議6期22年で無所属ながら維新との親和性も高く、実務能力も高い。
両候補とも政治・行政経験は拮抗している。いずれも政策遂行力・現職対抗軸としての適性は評価でき、慎重な選定が必要な状況である。

市議団としての基本方針として


1.最大の目的は、現職市長の続投を阻止し、財政再建を着実に進められる新市長を誕生させること。

2.その実現のため、
•財政健全化への確固たるコミットメント
•維新の政策理念との整合性
•三つ巴の中で勝ち抜く選挙戦術と組織力の観点から両候補を総合比較する。


3.政策協議を続けつつ、党としての推薦判断を速やかに固める。

であります。ご理解頂きますようお願い申し上げます。

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