令和8年度西宮市一般会計予算に対しての反対討論

日本維新の会 西宮市議団は
議案第493号 令和8年度西宮市一般会計予算に反対の立場から討論します。
まず申し上げます。
昨年、本市は市制施行100周年という節目の年に、史上初めて予算が否決される事態を経験しました。これは単なる議会の対立ではありません。市政運営に対する市民の不安と疑問が、議会という場に現れた結果であると私たちは受け止めています。
その際、我が会派は明確に申し上げました。
財政が厳しいと言うのであれば、まず市役所自らが改革を行うべきである。市民サービスを削減する前に、行政自身が目に見える姿勢をを示すべきである。と
特に本市の人件費は「日本一高い」とも言われる水準にあります。
だからこそ、職員給与の在り方を含めた市役所改革が不可欠であると、我々は問題提起を行ってきました。
しかしながら、令和8年度予算についても代表質問の場で改めて指摘したものの、残念ながら執行部からは十分な危機意識が感じられませんでした。
本予算案の問題点は大きく三つあります。
第一に、市役所改革の不足であります。
財政難が指摘される中で、市民には負担や我慢を求めながら、行政内部の改革は極めて限定的であります。
市民には痛みを求めながら、行政は痛みを避けている。
この構図が続く限り、市民の理解が得られるはずがありません。
第二に、子育て政策の弱さであります。
子育て世代に選ばれる都市であることは、本市の将来に直結する最重要政策であります。しかしながら、本市は依然として待機児童問題を抱え、不登校児童の増加も深刻な状況にあります。都市の未来を担う子どもたちの政策が、この程度の内容で本当に十分と言えるのでしょうか。
そして第三に、成果指標の欠如であります。
さまざまな政策理念が掲げられていますが、それがどのような成果を生み出しているのか、市民に分かりやすく示されているとは言えません。
行政に求められるのは理念ではありません。結果であります。
私は今回の代表質問で、執行部に対しこう問いかけました。
誰のための政治なのか。何のための市役所なのか。
しかし、本予算案は残念ながら従来の延長線上にとどまり、課題の本質に踏み込んだ内容とは言えないと判断しました。
さらに申し上げます。
本市の財政状況は決して楽観できるものではありません。
市長就任以来、実質単年度収支は7年連続の赤字であります。
また、近隣都市では企業立地などにより法人市民税が増加している中で、本市は右肩下がりの状況が続いています。
これは偶然ではありません。市政運営の結果であります。
だからこそ今、本市に求められているのは、過去の延長線上の市政ではありません。抜本的な改革であります。
市民生活を守り、次の世代に責任ある市政を引き継いでいくためには、行政改革、市役所改革をさらに踏み込んで進める必要があります。
私たち市民の税金を使う以上、市民に対して成果で応える市政でなければなりません。 市政に求められるのは理念ではありません。結果であります。7年連続赤字という結果こそが、今の市政を物語っています。
日本維新の会 西宮市議団は、理念ではなく結果を求めます。
以上の理由により、本予算に反対することを表明し、日本維新の会西宮市議団の討論といたします。