【教育こども常任委員会 行政視察③ 広島県東広島市】
■「学校の適正規模・適正配置」について
少子化の進行と学校施設の老朽化。
これは西宮市にとっても、近い将来、避けて通れない大きな課題です。
限られた財源の中で、学校施設をどう維持・更新していくのか。公共施設マネジメントの観点からも、今から本腰を入れて取り組む必要があると考えています。

今回、東広島市では学校統廃合の経緯や地域住民との合意形成について学びました。
当時の学校再編は、現在のような公共施設マネジメントによる施設の集約・効率化が主目的ではなかったとのこと。
地域住民と約25回にも及ぶ丁寧な協議を重ねながら進めた事例もあり、一方で、合意に至らず統合が実現しなかったケースもあったそうです。
特に印象に残ったのは、
「何のために学校を統合するのか」
という視点。
もちろん財政負担や施設の維持管理コストも重要です。
しかし、それ以上に大切なのは、統合によって子どもたちにどのような教育的メリットが生まれるのか、どんな学校を目指すのかということ。

学校は地域コミュニティの中心でもあります。
保護者、地域住民、子どもたち、それぞれの立場を尊重し、丁寧に合意形成を進めることの難しさと重要性を改めて感じました。
学校統合は、学校を減らすことが目的ではなく、子どもたちのより良い教育環境をつくるための手段であるべきです。
西宮市でも先送りせず、将来を見据えた議論を進めていきたいと思います。
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ちなみに東広島市は、西宮市と非常に共通点の多いまちでもあります。
大学と行政が一体となってまちづくりを進める「Town & Gown(タウン・アンド・ガウン)構想」を推進する学園都市。
そして、西宮市と同じく日本酒文化が根付く酒どころでもあります

東広島市の「酒まつり」には、2025年、なんと2日間で約22万人が来場したそうです!
大学のあるまち、酒文化のあるまち。
共通する地域資源も多く、教育政策だけでなく、まちづくりや地域活性化の面でも学ぶことが多いと感じました。

今後もぜひ交流を深めていきたい自治体です。