【教育こども常任委員会 行政視察② 広島県福山市】

■ 英数学館「国際バカロレア(IB)教育」
今回訪れたのは、JR大門駅から徒歩約15分、学校法人広島加計学園が運営する英数学館。

2016年に国際バカロレア(IB)の認定を受けた学校です。
そもそもIBとは、世界共通の教育プログラムで、知識を覚えるだけでなく、自ら考え、探究し、議論し、答えを導き出す力を育てる教育です。
英語と日本語による学びに加え、外国人教員も多く、日常的に国際感覚を養える環境が整っています。
大学進学実績も高く、2024年度の進学率は94%。東京大学への合格実績もあり、マレーシアなど海外大学への進学という選択肢もあります。

また、バスケットボールや野球など部活動でも実績を残す、まさに文武両道の学校です。
今回、特に印象に残ったのは、生徒自身が「何のために学ぶのか」「将来何をしたいのか」を考え、自分の進路を選んでいること。
例えば、国内の難関大学を目指す生徒もいれば、学びたい分野や学費などを考え、マレーシアや韓国など海外の大学を選択肢に入れる生徒もいるとのこと。
私たちはつい、国内の大学に進学し、その後に語学留学するという進路を思い浮かべがちですが、最初から世界を選択肢にできること自体が素晴らしいと感じました。

大切なのは「どこの大学に入るか」だけではなく、「何を学び、どう生きていきたいか」。
私立学校ならではの取組ではありますが、子どもたちが自分の可能性を広げ、主体的に将来を選べる教育は、公教育でも大切にすべき視点だと思います。

西宮市の教育にも生かせるヒントをいただいた視察となりました。